小樽にカジノは必要ない

18年7月4日更新
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2013年10月25日 北海道新聞投稿

「第8回日本カジノ創設サミットin小樽」のシンポジウムが小樽であったので聞きに行ってきた。

カジノ誘致の集まりだから、当然カジノの必要性が繰り返し述べられた。様々な発言の中に、「市民・道民の理解を」とか「賛成・反対・中立も含めた議論を」とか「反対する人を説得する必要がある」などの発言もあった。当然だと思う。しかし、小樽市をはじめ北海道もカジノ誘致に手を挙げている。小樽市はこのサミット参加に20万円の予算も組んだ。市民・道民の意見を聞く前に誘致に走り出しているではないか。まず出発点からおかしな話だ。

カジノの問題点についてもいくつかの発言があった。組織悪介入では「 カジノ管理委員会」がしっかり規制するので暴力団は入ってこられないと説明していた。しかし、銀行が未だに暴力団と手をきれない現状をどうみているのだろうか。また、運営は民間なのに、まるで公営ギャンブルのような形になるのは矛盾しているのではないか。

ギャンブル依存症についは、そもそも依存症は病気であってカジノとは何の関係もない、と言っていたが、依存症患者を増やすことになるのは明らかではないか。ギャンブル依存症は本人だけでなく周りも滅茶苦茶にしてしまう恐ろしい病気であり、これ以上増加させることは良くないことだと思う。

小樽市は観光客も人口も減っているから、街の発展のためとか、経済の起爆剤に、など様々な思惑はあるのだろう。しかし、美しい観光都市小樽にカジノは似合わない。もちろん北海道にも似合わない。小樽市と北海道はカジノ誘致に無駄なエネルギーを使わないで、見過ごされている観光資源の発掘などに力を入れるべきでだと思う。