参院選で立憲野党を!

19年7月16日更新
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7月4日に告示された第25回参議院銀選挙の投票日(7月21日投開票)が近づいてきました。

明るく元気なみんなの小樽をつくる会は、今般の参議院選挙について、下記のとおり訴えます。

この6年半に及ぶ安倍自公政権において、国民生活は破壊され続けてきました。この国民生活破壊の政策は20年前の小泉構造改革から始まったものです。

日本経済新聞は、先進国でこの20年の間に労働者の時間給がどのように推移したか調査報道をしました。

その数値によれば、調査国で唯一マイナスになったのが日本です。

日本は20年間で、9%のマイナスでした。アメリカやヨーロッパは、20%から70%のプラスです。韓国は、250%のプラスになっています。

これは、日本の企業が労働者の賃上げをせず、正規労働者を非正規労働者に置き換えてきたからです。非正規労働者は2000万人(全労働者の38%)を超え、年収200万円の若者が激増しました。この結果、日本の労働者の総賃金は増えていません。GDPの6割を国民の消費が支えていますが、消費が伸びずに不況から脱出できないのは当たり前です。

家庭も持てない賃金で、どうして少子化を過克服できるでしょうか。

さらに、安倍自公政権は労働者の賃金をあげるのではなく、外国人労働者を増やし、賃上げを抑制しようとしています。

大企業はこの6年間で、350兆円の内部留保を、450兆円に増やしています。賃上げの原資はあるのです。安倍自公政権も大企業も完全に間違っています。国民の所得を増やすこと、そのことが日本の経済を発展させるのです。

経済政策ひとつをとっても、国民を豊かにするのではなく、大企業の儲けだけを重視する経済政策はやめるべきです。中小企業は逆に厳しくなっています。

また、農業を守ることは保護主義ではありません。「食糧安保」という言葉があるように、国民の食料を確保することは国家として当然のことです。安倍自公政権は食料を取引材料にして、食料自給率を下げています。

さらに、外交でも何ら成果を上げていません。むしろ近隣諸国との緊張を煽っています。

これらのことから、「明るく元気なみんなの小樽をつくる会」は現在行なわれている参議院議員選挙において、安倍自公政権(補完勢力である維新を含む)を終わらせること、そのために、立憲野党を支持することを表明します。

つきましては、北海道選挙区では勝部けんじさん(立憲民主党)、はらやなみさん(国民民主党)、はたやま和也さん(日本共産党)を応援してください。できれば戦略的観点から、3議席目を争っているはたやま和也さんを押し上げていただくようお願いいたします。

比例区では、立憲野党の立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組のいずれかを支持していただくようお願いいたします。